国語科の先生からのアドバイス②

先日実施されたSAPIXの保護者会で、国語について「授業で解いた問題以外は復習させないでください(一番最後にある読解教室という穴埋め問題は除く)」との話がありました。授業中に触れていない問題を家庭で解かせると変な癖がつくからだとか。


既に国語については初回の授業が終わっていますが、授業中で解いてきたのはBテキストの問題全体の6割くらい。正解不正解を問わずに復習してこいと言われたのが2問でしたので、授業中に間違えた問題含めて3問程度の復習です。

「これ家庭学習の負荷軽すぎない??」

小4の頃はBテキストの問題をすべて家庭学習で解いていたことを考えると、いまいち信じられません。そこでSAPIXの国語科の先生に家庭学習の方法について改めて確認してみることにしました。

いつも通り授業後にお世話になっている国語科の先生より連絡がありました。

先生「ご質問いただいている家庭学習の件ですが、保護者会でもご説明した通り本当に授業で触れたところ以外はやらなくて大丈夫です。国語の家庭学習については量じゃなくて質を高める意識をしてください。」

私「承知しました。特に解き直しの際に意識させるべきことがあれば教えて頂けますでしょうか?」

先生「ノートを上下に分けて、最初に問題のアプローチ方法についてできるだけ細かく書かせてください。基本的には授業で教えていますので、それを思い出す感じで大丈夫です。アプローチ方法について一通りかけたら、次にそれをもとに改めて自分なりの答えを書かせてください。そうしたら解答を見て、解答を横に書き写してください。両者を比べてみて足りない点があればなぜ足りなかったのかを分析させて、それもノートに盛り込ませてください。これを丁寧にやることが国語の成績を上げる上ではとても大切です。」

私「分かりました、ありがとうございます。ところで、説明文・論説文についてなのですが、小4の頃は説明文について触れる時間があまりない一方で、マンスリーテストの難易度は毎月上がり続けていたと理解しているのですが、説明文・論説文の読解技法については今後どのように考えたらよいのでしょうか?」

先生「説明文・論説文については5年生から取り扱う割合が増えてきます。そこで解法技術について指導していきますのでそこまで心配いただく必要はありません。また、Aテキストの読解演習にも説明文・論説文はありますのでそちらもしっかり復習させてください。」

私「承知しました、ありがとうございました。」

という感じでした。電話を切ってふと思い出したことがあります。我が家がSAPIX以外で現在使用している市販の参考書で大変お世話になっている井上先生も著書「文章読解の鉄則」の中で、SAPIXと同様の復習方法について提唱しています。これまでは問題を解くという事にフォーカスしていましたが、これからは国語科の先生の指示に従って、質の高い復習作業を家庭で実践していきたいと思います。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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