学習スタイルの変化(小4→小5)

小5カリキュラムをスタートさせてから日々の学習方法に色々と変化を加えています。我が家における向こう1年間のテーマは「自分を客観視できるようにする」です。そのために、日々の学習時間を自分で見積らせることにしました。各科目で何をどれくらいやるかの分量については私の方で大まかに決めますが、それをどれくらいの時間かけてこなすのか、どのようにこなしていくかについては娘に裁量を渡しています。事前に何時までに終わらせるかというのを科目ごとに宣言させ、大きなズレが生じた場合は発生原因について考察させるということをしています。

もう一つ自己に対する客観視を促す方法として、「ノートで問題を解かせる」ということを積極的に取り入れました。小5になるとサピックスからも「ノートをとる」という方法が推奨されます。問題を解く際もノートに書かせて、間違いについて簡単な自己分析をさせることも推奨されます。小4まではテキストだったり、テキストを印刷・スキャンしたものに直接書き込ませるやり方で学習を進めていました。そのほうが子供の視線の動きを最小限にとどめることができ、気が散ってしまうことを防ぎやすくなるからです。(まぁ結局は気が散っていましたが。。。)小5になってからは、この「書き込み学習スタイル」から脱却しノートで自己分析を含めた学習スタイルに変更しました。最初は慣れないということで、文句を言っていた娘も1週間も続けたらすぐに慣れたようです。

ノートを使った学習法にしてから、心なしか自分で勉強を進めていこうという意識が強くなったような気がします。進め方としては単純で、①ノートで問題を解き、丸付けをする②間違った問題は「なぜ間違ったのか」についての簡単な考察をして書き込む③テキストに間違った問題の印をつける(国語を除く)→2周目は間違った問題に限定して①のプロセスに戻るといったようなものです。

自分で間違いの原因を書かせることで、自分に何が足りないのか、どの部分が間違いやすいのかを自分で認識しやすくなったのではないかと考えています。そうすると重点的に何を学ぶ必要があるのかについての手がかりを自分で発見できるようになります。

【算数】途中式は絶対に書かせます。自分がどこで間違えたのか振り返りやすいからです。
【国語】下段に問題パターンとそのプロセスを書かせ、上段に自分の解答と模範解答を書かせます。
【理科】考察はまだまだ雑ですが、これも訓練です。

社会は理科と基本的には同じやり方で進めます。ただし、社会は理科のように問題演習をしたから十分になるわけではありません。その単元で必要なエッセンスが効率的に学べるように私の方で補助資料を作成してあげ、ノートに貼り付けてあげています。

【社会】その単元で学ぶべき論点および解答をまとめ、学習ノートに貼り付けてあげています。私が教えるのではなく、娘が効率的に自分で学べる手助けをするのが今の役割です。

こんな感じで日々の学習を進めています。このようにちょっとずつ娘の成長とともに学習方法を変化させ「自己学習」という一生モノのスキルを身につけてもらえたらと思っています。

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