娘の社会科見学【27】 造幣さいたま博物館
先週末の暇な時間を使って娘とさいたま新都心にある「造幣さいたま博物館」に行って来ました。三越前にある「貨幣博物館」へは何度か行ったことがあるものの、造幣局が運営しているさいたまの博物館には行ったことがありませんでしたので、行ってみることにしました。
金融業界で働く私は娘の伴走以外の時間のほとんどを「カネ」というものに費やしています。それが金融業界が取り扱っている商品だからです。資本主義の世界において「カネ」という観点はとても大切です。どんな仕事に就くにせよ、「カネ」の呪縛から逃れることはできません。将来どのような進路になるか分かりませんが、とにかく娘には幼い頃から金融教育を施して来ました。日本ではカネカネしていると「卑しい」と認識されますが、それは明らかに間違った認識です。「カネ」についての正しい見識、付き合い方というものを知っていれば卑しいなんていう認識には至らないはずです。私は娘が成人するまでにできる限りこの資本主義のダイナミズムについて理解を深めてもらいたいと思っています。これは社会に出てから生きていくために大切なものの見方になるからです。私は仮想通貨に投資をしていたりするのですが、最近仮想通貨についても色々と教えていますので「パパ、今日のビットコインはどんな値動き?」とよく聞いてくるほどです。(まぁどこまで理解していっているのか分かりませんが。)いずれにしても、モノには需要と供給があり、その価値は刻々と変化する。これは金融商品だけではなく、世の中全てに共通する考え方です。このような考えを娘にはしっかりと持ってもらいたいと思います。
さて本題に戻りますが、造幣さいたま博物館はさいたま新都心駅から徒歩で10分ほどの場所にあります。
入り口付近では実際のお金の重さを体験するコーナーがありました。娘「硬貨だけだと重くて強盗できないね」
博物館中に入ると、まずは西洋・東洋・日本の貨幣史です。貨幣博物館にいったことがあると日本の貨幣史についてはある程度理解できるようになりますが、特に西洋の貨幣史は勉強になりました。
また、造幣局が運営していることもあり、博物館自体は「貨幣の製造」にフォーカスされています。まさ金属加工技術の結晶です。
造幣局では貨幣だけでなく、「メダル」も製造しています。例えばオリンピックの金メダル。本物をみてちょっと感動。
また、日本各地のお祭りに関する記念メダルも製造しているそうです。もうさすがにほとんど知っています(笑)
このほかにも、撮影不可ではありましたが功労者に授与される各種勲章や、皇族が身につける勲章、アクセサリも展示されていました。個人的には現天皇陛下が結婚された時に身につけていたメダルや雅子様が身につけていたネックレス、ティアラに感動しました。
貨幣博物館は「貨幣の歴史」にフォーカスされていましたが、こちらの博物館は「造幣局が製造するもの」にフォーカスされていました。平日であれば造幣工場も見学できるとのことでした。平日に足を運ぶことはなかなか難しいですが、機会があればまたいってみたいと思います。
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