12月中旬からの2カ月間は絶好の振り返り期間

12月マンスリーテストがおわり、授業範囲が指定されているテストは残すところ1月の復習テストのみとなりました。ここからの2か月には「できる限り後ろを見ながら」日々の学習を進めていきたいと考えています。

中学受験における小学5年生という学年は「インプット最終学年」に位置付けられます。サピックスの保護者会でも何度も言われていることですが、中学受験というものは小学4年および小学5年で吸収した知識や技術を小学6年で磨き上げていくというのが大局で見た時の学習の進め方になります。サピックスでは「4年と5年はインプットで6年はアウトプット」と表現していますが、その通りだと思います。そして、インプットの量は小学4年と小学5年では比較にならないくらい違うと考えています。また、小学5年で吸収する知識・技術は小学4年で吸収した知識・技術を前提としています。したがって、小学5年で波にうまく乗れるのか乗れないのかは小学4年で吸収した知識・技術がいかに定着しているかにかかっています。我々親子は算数においてはP算数オンラインを通して約1年間の先取をしています。したがって、小学5年の算数の手ごわさというのを身に染みて理解しているつもりです。だからこそ算数だけはこの夏以降「後ろを見ながら」日々の学習を進めてきました。毎朝登校前にP算数オンラインで1年先を見ながら学習をすると同時に、下校後はサピックスのA・Bテキストの1回目から直近の単元までで躓いていたパターンを徹底的につぶしてきました。相変わらずテストでは計算ミスが多いものの、この学習方法は有効であると考えています。

この後ろ向き学習ですが、これからの2か月は残りの国語・理科・社会についても適用する予定です。では、具体的にどうするか?まず国語については「読解メソッドの復習」だと考えています。私はサピックス国語のAテキスト・Bテキストの中でこの「読解メソッド」が一番重要であると考えており、ここを重点的に復習していくことが今後につながると思っています。サピックスの読解メソッドはその週その週で学習するべき読解手法のエッセンスがまとめられており、絶対に定着させるべき国語の技術だと思っています。この読解メソッド解答編見てどこに線を引くのかについてのサピックスの例を見ながら音読させ、この文章を読解するうえで何を学ぶべきなのかについて改めて考えさせます。エッセンスについては「今日の発見」というところでまとめられていますので、そこをノートに改めて書き溜めさせて暗記させるのでも良いと思っています。この読解メソッドで習得すべき読解技術を定着させることが最優先だと考えています。これに加えて「コトノハ」「言葉ナビ」「サピ漢」の過去復習もやるべきだと思っています。明日からは基本的にはこのメニューをこなさせようと思っています。(当然その週その週のAテキスト・Bテキストも復習させたうえでの話です。)

理科・社会についても毎日必ず過去単元の確認問題やデイリーステップをやってもらう予定です。特に社会については白地図トレーニングはしっかり復習させようと思っています。

2月から始まる5年生の授業に備えてできる限りの基礎固めをやらせます。

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