本格的な「反抗期」に突入した娘

11月中旬頃から娘の内部に大きな変化が訪れています。それは「反抗期」です。外見は昨日と何も変わらないにもかかわらず、その内面が刻一刻と大きな変化を遂げているように見えます。日々の学習面では以下のような変化が起きています。

  • 私の指示(例えば、算数で式を書こうといったようなこと)に対して反発するようになった
  • わからない問題を教えようとすると拒否するようになった
  • 問題が解けると気分が大きく高揚し、解けないと大きく低下するようになった

娘の内部で起きている変化が大きいので、昨日娘に対してとっていた態度やメッセージが今日は通用しない。そんなことも起きてくるようになりました。小学校高学年になるといろいろと内面で変化があるとは聞いていましたが、ついに本格化したかという感覚です。文部科学省のHPにはこのようなことが書かれています。

○ 9歳以降の小学校高学年の時期には、幼児期を離れ、物事をある程度対象化して認識することができるようになる。対象との間に距離をおいた分析ができるようになり、知的な活動においてもより分化した追究が可能となる。自分のことも客観的にとらえられるようになるが、一方、発達の個人差も顕著になる(いわゆる「9歳の壁」)。身体も大きく成長し、自己肯定感を持ちはじめる時期であるが、反面、発達の個人差も大きく見られることから、自己に対する肯定的な意識を持てず、自尊感情の低下などにより劣等感を持ちやすくなる時期でもある。
 また、集団の規則を理解して、集団活動に主体的に関与したり、遊びなどでは自分たちで決まりを作り、ルールを守るようになる一方、ギャングエイジとも言われるこの時期は、閉鎖的な子どもの仲間集団が発生し、付和雷同的な行動が見られる。

○ 現在の我が国における小学校高学年の時期における子育ての課題としては、インターネット等を通じた擬似的・間接的な体験が増加する反面、人やもの、自然に直接触れるという体験活動の機会の減少があげられる。

○ これらを踏まえて、小学校高学年の時期における子どもの発達において、重視すべき課題としては、以下があげられる。

  • 抽象的な思考の次元への適応や他者の視点に対する理解
  • 自己肯定感の育成
  • 自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養
  • 集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
  • 体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくり
文部科学省「子どもの徳育の関する懇談会 「審議の概要」」

幸いと言っては何ですが、私に対する反抗心が増大しているからといって私との関係が根本的に悪化することはありません。週末も一緒に出掛けていますし、家にいるときは一緒にゲームをしたりしています。学習面を除けばいままでと何ら変わらない関係です。娘の反抗心が牙をむくのは私が娘の学習に大きく関与していったとき「だけ」です。一方で、学習習慣は全く損なわれていません。毎日こなすべき学習は自分でこなしていますので、相変わらず朝6時前に起きて自分でP算数オンラインからスタートさせるところは以前と同じですし、答えを丸写ししたりサボったりするようなことはありません。(そこが唯一の救いです。)結局のところ、私に細かく支持されると反抗する気持ちが自然とわいてくるのかなと思っています。これは子供の自然な成長過程なので抗ってはダメです。自然の成り行きに任せるしかありません。

娘が本格的に反抗期に入ったからと言って、私自身は特段イライラしたりすることはありません。相変わらず学習アドバイスは続けていますが、今まで以上に娘に対するメッセージに気を遣うようになりました。私のアドバイスは無視してもよいので、目の前のことに一生懸命であり続ける娘でいてください(笑)

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