昨日は11月マンスリーテストの前日ということもあり、夕食後に娘と明日の目標について話し合いました。去年のサピックスオープンくらいから始めた「テスト前日作戦会議」ですが、毎回テーマを決めてテストに望んでもらうことにしています。最近はひたすら「ミスをしない」ということがテストテーマになっていましたが、イマイチ前向きな作戦でもないなぁということで、今回のテストは別の目標を立てようと二人で話しました。で、導き出した目標が「先月の自分に勝とう！」です。

なんとなく紡ぎ出した目標ですが、結構しっくりきました。よく考えたら中学受験って特定の誰かと争っているようで争っていないような気がします。結局のところ自分のことをよく知り、過去の自分に打ち勝っていくことが一番実感として湧きやすいのかなと思えてきました。娘も「これがいいね！」ということで決定です。

当然ですが、我が家でも毎回のテストのたびに解き直しをしてどこに問題があったかをしっかり認識する作業をしています。したがって、私も娘もどこが弱くてどこで失点しがちなのかということを理解しているつもりです。そこを踏まえたうえで次回のテストに活かしていくというのは、過去からの成長にほかなりません。これを娘なりに考え実行することができれば大きな成長といえます。結果がついて来れば最高です。

サピックスのマンスリーテストは大体平均点が500点中270-280点台で推移しています。サピックスの先生方もこれくらいになることを見越して難易度調整しているのでしょう。均一な難易度にしてもらえると、子供は素点に注目することができるのでありがたいです。私は偏差値なども意識していますが、娘には素点に注目させています。自分は今回のテスト範囲でどれくらい定着できていたかを点数という単純な物差しで子供なりに判断できるからです。娘の校舎の場合、500点中350点くらい取れればアルファクラスに食い込むことができます。そして400点以上取れれば一番上のアルファ1という感じです。娘は前回の10月マンスリーテストではだいたい350点くらいでしたので、それ以上を目指すというのが娘にとって一番わかりやすい目標になります。成績は良ければ良いに越したことはありませんが、私は特に偏差値や粗点でどのくらい到達してほしいという希望を持っていません。極端な話別に何でもいいのです。娘が自分自身を省みて次に繋げるというプロセスが自分一人でできるようになるのをサポートしてあげたいだけなのです。

娘は今回のマンスリーテストの目標を370点にするそうです。自分で立てた目標なので是非それを達成してほしいと願うばかりです。

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