9月から始めた算数の復習方法はまぁまぁ効果あった

娘には算数の先取をさせています。したがって、サピックスで学習する内容はすでに学習した内容であり目新しさは基本的にありません。サピックスからは「予習は百害あって一利なし」と言われていますが、決してそんなことはないと感じています。なぜかというと、授業中の問題演習が基本的にスラスラ解けるので、少なからず本人の自身につながっていると思われるからです。完璧に内容を理解しているわけではなかったり、未知の問題パターンは当然ありますので間違えてくる問題もたくさんあります。それはそれで新たな発見となっています。

そうしたこともあり、サピックスの復習は授業翌日から1,2日程度で完了してしまいますので、次の授業日まで何もやることがない日が何日か続いてしまいます。したがって、復習作業が完了すると四谷大塚の「演習問題集」を使って更なる問題パターンの演習をさせていました。この方法がうまくいくこともありましたが、実はそこまで効果を実感しにくいと感じていました。それはサピックスで出題される問題パターンと四谷大塚で採用されている問題パターンが結構異なるために、少なくともサピックスのテストにおいては目に見える結果として出にくかったからです。

夏休みに「もう少し足元の問題をしっかり解けるようにしておかないと」と考えたこともあり、9月から学習方法の転換を図りました。具体的には演習問題集への取り組みを切り捨て、サピックスの過去のテキストやマンスリー・組み分けテストで間違えた問題を中心に何度も何度も解き直しをさせることにさせました。この方法に変更して2か月程度が経過しますが、変更してよかったと思っています。通常の授業前テストや実際のテストに効果として表れているからです。

具体的には、授業終了後や復習時に間違えた問題をpdfベース(印刷でも良いと思います)でストックしておきます。四年生が始まってからすべての問題を蓄積すると結構な量となります。これをランダムに1日10題くらいピックアップするのです。難しめの問題ばかりになると娘のやる気を削いでしまいますので、単元や難易度をできる限り分散させて選ぶようにしています。私の場合、その10題を難易度順に並び替えてホッチキスでひとまとめにして娘に解いておくように指示しています。難易度順に並び替えているのは、やはり1問目から解けないとそれはそれでやる気を削いでしまうからです。最初は解きやすい問題から解かせて問題の負荷がどんどん高まるようにしてあげた方が学習時の集中力が持続するような気がします。これだとマル付けも娘自身でできます。娘が過去に解いたものを印刷し、そこに正しい答えを書き込んであげてその日の解答集にしてあげるのです。解答に記載の解説を読むよりも、自分の解いた後を見た方が仮に問題が解けなくてもなぜか理解できるようになったりします。

この解き直しを仮に解けたとしても何度も何度も適度な間隔をあけて出題してあげるのです。この時、サピックスでその週で学習する単元とは関係のない単元をたくさん出してあげるのが良いです。結局のところ算数は今まで学習した技術の積み重ねの上に成り立っていますので、テスト範囲ではなかったとしても無意味ではないと思っています。こうすることで娘の基礎力は確実に高まってきているような気がします。少なくとも10月のマンスリーテストとサピックスオープンではしょうもないミスが減った気がしますし、授業前の基礎力定着テストでも100点をとる頻度が増してきたような気がします。

この方法の難点は、ピックアップする作業が結構面倒くさいという事です。自動的にピックアップしてくれるアプリがあればそれに越したことありませんが、残念ながら現在は存在しません。ですので、前日夜に10題をピックアップするのは作業としてやや骨が折れます。しかし、ピックアップさえしてしまえばマル付け→問題理解のところまでは娘自身でも自走できますので後が楽です。

少なくとも年内いっぱいまではこの方法で算数の学習を進めていきたいと思います。

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