娘の社会科見学【21】 科学読物研究会「自然のふしぎ探検」

今日は娘と二人で科学読物研究会が開催した「自然のふしぎ探検」というイベントに参加しました。身の回りにある植物を使ってさまざまな遊びをしてみようという企画で、児童向けの書籍をたくさん書いておられる高柳房恵さんという方が講師をされていました。

まずは手始めに楓の種子を使って上から落とす遊びです。サピックスで風媒花としてお馴染みの楓ですが、実際の種子は見たことがありませんでしたので、ちょっと感動。しかし、種子が蝶の羽のようになっているなんて本当に神秘としか言いようがありません。

次にヒサカキという植物の実を使った染め物遊びです。ティッシュを折りたたんでそこにヒサカキの身を挟み込みます。そして潰すとこのような綺麗な模様が着色します。さらにこれに酸性液(ここではレモン汁)をかけると赤色に変色します。これもサピックスで以前やったような話です。シンプルですが、夢中になります。

次に、イチョウの葉を観察します。あまりまじまじと葉っぱを見たことがありませんでしたが、娘が「あ!葉脈がどんどん2倍に膨れ上がってる!」と。そうなんです、このイチョウの葉脈は根本で2本から始まり2のn乗に増えていくそうでして、結果として末広がりな葉の形状になっているとか。このイチョウ、サピックスでは生きる化石として有名です。通常の葉は真ん中に太い葉脈が走っていますが、このイチョウは存在しません。これがまさに古代からの名残というわけです。ここにも生命の神秘を感じます。

そして次はタラヨウの葉です。「葉書」という言葉からわかるように、紙が存在しなかった時代は葉っぱに文字を書いていたとのことで、それがこのタラヨウの葉だったというわけです。今でもこれで手紙として出すことができるとか。爪楊枝で書くと黒く跡が残るのですが、その理由は「自分で調べてみろ」とのことです(笑)

最後にクスノキを使った実験です。クスノキの枝から出る樹液は紫外線を照射すると光る物質でできており、隠し文字を書くことができるそうです。知らなかった、、、

このように秋を感じながら身近な植物でさまざまなことを学ぶことができました。植物って奥が深いと感じる土曜日でした。

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