私が考える大学選び

先日の夕食時に娘からこんな質問をされました。「パパはなんで●●大学にいったの?」

私は「パパが高校3年生の時に、大学に入って専門にしたい学問のことを考えたらその大学が一番良い選択肢だと思ったからだよ。」と答えました。

ところで、私は現在金融業界で働いています。キャリアの最初はとあるアメリカの大手金融機関に就職しました。いわゆる外資系金融機関というやつです。(ちなみに就職当時、留学経験はおろか、英語もまったく話せませんでした。さすがに今は問題なく話せますが。)

外資系金融機関では意図的かどうかわかりませんが、基本的に早慶・東大・京大・一橋・東工大出身者が社員の8割くらいを占めています。残りのほとんどは海外の名門大学出身者です。つまり、早慶以上の大学に入学しておかないとそもそも就職の機会に有り付けない可能性が非常に高いのです。他の業種ではさすがにここまで顕著な感じではないと思いますが、少なくとも金融業界については上記の大学を卒業するかどうかでその後に大きな差が出てきます。そうした意味で、娘には(仮に日本の大学に進学するのであれば)それらの大学に進学させておきたいと考えています。幸い大学受験は中学受験とは異なり、本人の努力である程度はカバーできるところもありますので、中学受験の結末がどうなろうとも継続努力さえ怠らなければなんとかなる可能性は大きいとみています。

さて話は逸れましたが、私は大学・大学院時代を通して専攻分野によって進学すべき大学を選んだほうがいいことに気づきました。つまり、やみくもに東大に行くべきではないということです。例えば経営学や会計学は東京大学よりも一橋の方が強いですし、法学部であれば東大といった具合です。金融であれば東大よりも一橋か東工大、慶応でしょう。もちろん、高校時代に追求してみたい学問がないかもしれませんが、高校時代のどこかのタイミングでは真剣に考えるべきです。そうして導き出した答えによって目指すべき大学が決まります。

将来、娘の進学する中学によっては「東大合格!」という風潮があるかもしれませんが、大学の選択肢というのは思っているよりも多いということは今のうちから伝えておこうと思っています。ま、私が色々考えても結局は娘の人生ですので悔いのない選択をしてもらえたら究極的にはそれでいいとも同時に思っています。

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