P算数オンラインの状況(2023年8月16日時点)

日々の学習の中で一番負荷の高いP算数オンライン。娘が受講する飛び級コースのプログラムも今年度のだいたい半分が終了しました。サピックスの小5算数カリキュラムを見ると、夏期講習直前くらいまでの内容を消化していった印象があります。

5年生の算数は1単元1単元が本当に重いと思います。4年生の算数は3年生までの算数において四則演算しか学習しないこともあり、基礎的な技術を学習することに主眼が置かれていますので、ある意味「薄い」内容であると言えます。もちろん各単元においていろいろな問題のバリエーションを持たせてはいますが、それでも1単元に1つの算数技術が前提になっていると思います。一方で、5年生の算数は4年生で学習した各単元の算数技術を前提に新たな技術を学習することになりますので、1つの単元で複数の算数技術を使いこなす必要が出てきます。したがってベースとなる算数技術の組み合わせでいくらでも問題のバリエーションが生み出せてしまうので、受験生もたくさんの問題パターンを吸収していく必要が出てきます。サピックスからは「先取りは百害あって一利なし」と言われています。言わんとすることはよくわかりますが、少なくとも娘には先取無しで小5算数を今のようなペースでサクサクと進められてしまうと正直ついていけないと思っています。スパイラルで何周も繰り返してもらえるのかもしれないですが、それでも算数に時間をとられてしまい全く余裕のない日々を送ることになるのは目に見えています。それくらい5年生の算数は重いです。

5か月ほど前に、P算数オンラインについての投稿をしました。

あれから本格的に5年生の内容に突入しまして、日々の大変さはさらに増してきています。「サピックス算数の復習が楽でもP算数オンラインが大変だったら結局意味ないじゃないか」という話もありますが、P算数オンラインは自分のペースで進められます。最新の内容についていく必要が必ずしもありません。ですので、仮に単元が難しくて手間取ってしまったとしても、焦ることはないのです。一方で、サピックスの算数についていけないとなると話は違います。授業はどんどん進んでいきますので、精神的に焦ることになり全般的な余裕がなくなっていきます。したがって、「今のうちに先取り学習でしっかり躓いておけ!」と余裕をもって構えていられます。「算数で作った余裕でその時々に出現する他の科目での弱点・補強にリソースを集中投下して乗り越えていく。」これが受験本番までの我が家の基本戦略となります。この基本戦略の中心にP算数オンラインがあります。

しかし、このP算数オンライン、決してすべての子供にフィットするわけではないと思っています。そもそも子供はオンライン学習を一人でこなして成長するのに不向きだと思っています。先生のフォローが無い中で、自宅でたった一人で授業を視聴し、さらに問題の難易度が基本的に高い中でちゃんと理解し次の単元に進んでいくことがいかに難しいかは娘と同年代のお子様をお持ちの親であればご理解いただけるのではないかと思います。我が家の場合は、私が娘と一緒に動画を視聴したりしていますが、最近なかなか時間が取れないこともあり、毎晩娘がとったノートをチェックし、きちんと理解しているかどうかを言葉で説明してもらっています。動画を見ても分からない部分があれば別途解き方を教えてあげたりもしています。このように、親によるフォローがある程度は必要になると考えています。また、先取り学習は相応のストレスを子供に与えますので、そうした中でも食らいついていけるメンタリティが子供自身にも求められると思っています。おそらくですが、親によるフォローが全くなく、また子供自身にそれなりの根性が備わっていない場合、P算数オンラインは放置プレーになるか、はたまた家庭内で悲劇を生むことになるのではないかと思われます。逆にうまく使いこなすことができれば、通塾の手間が省ける分非常に有用であると思います。

他のブログにも書いてありましたが、この先取プラットフォームは確かに「凡人」の子供を中学受験において有利なポジションに導いてくれるツールであることは私からしても間違いないと思います。(ただし、うまく使いこなせればの話です。)私が「凡人」と書いたのは、算数能力がそもそも非常に高い子供達には早稲アカのSPICAのような他の選択肢の方が効果的だと思うからです。先取とはまた違う次元で算数の才能をさらに伸ばしていく方が良いのではないかと思います。

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