昨日の午後は水戸に移動して、茨城県立歴史館に行きました。

水戸といえばやはり徳川家の史料を見に行かないわけにはいきません。歴史館ではちょうど徳川慶喜に関する特別展をやっていました。

徳川慶喜は実際の写真も残っていますので、娘も徳川家康の次に知っている徳川家の人物です。大政奉還については知らないようでしたので、こちらの上意書を見ながら解説しました。ネットで調べるとこちらの書簡に何が書いてあるか見ることができますが、200年以上にも及んだ徳川家支配の時代を自ら終わらせるに至る慶喜の並々ならぬ決意が伝わってきます。以前に司馬遼太郎の「最後の将軍」という本を読んだことがあったのですが、徳川慶喜は相当に有能な人物であったことがこちらの書簡からもひしひしと伝わってきます。

また、別のフロアでは昔の日本の暮らしに関する展示物があり、実際に触ったりできました。これも何気に良かったです。

本当は霞ヶ浦周辺や鹿島港のあたりも散策したかったのですが、あいにくの天候でしたので夜は銚子に移動してホテルに泊まりました。雨でも充実した茨城旅行でした。

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