サピックスの「国語B」はやっぱりちゃんとやった方がいいと思いました。

今日はサピックスで「3月復習テスト」が実施されます。新四年生の皆さんは全員そうですが、いよいよ娘も今日から四科目試験デビューです。復習テストはクラス分けに関係がありませんが、前回の組み分けテストでは盛大にケアレスミスをやらかしましたので、今日は前回の悔しさをばねに是非ミスをなるべく抑えながらテストを乗り切ってほしいと思っています。

さて、今日の復習テストに向けてかれこれ一週間強程度これまでの復習作業を重点的に行ってまいりました。その中で改めて記述問題を中心に取り扱っている国語Bのすばらしさに気づきましたので今後のために書き留めておきたいと思います。従前から国語A(漢字、語彙、読解テクニック)については良くできたテキストだと考えており、我が家では国語Bよりも国語Aに重点的に時間を割いて日々の学習を進めてきました。今回の復習テストに際して改めて国語Bを重点的にやってみた結果、今後はやっぱりこちらもしっかりやった方が良いと考えるに至りました。

特に私が良いと考えているのが、文章内容に応じて登場人物の気持ち言葉をひたすら埋めていく部分です。このようにとにかく気持ちを考えさせる設問というのは市販の問題集や他塾のテキストには無いタイプになります。そして、各単元ごとにテーマとなる気持ち言葉があることにも気づきました。例えば今週は「おどろく気持ち」、次の週は「期待する気持ち」といったようにその週その週で習得するべき気持ちをサピックス側があえて絞っていると推測されます。以前のブログでも申し上げた通り、私は気持ち言葉は算数でいうところの「公式」に似ていると申し上げました。「こういう流れの時は「おどろく気持ち」になる可能性が高いので、【登場人物はこう考えていた】にもかかわらず【実際はこうなった】のでおどろく気持ちという書き方になる。」だとか「「期待する気持ち」のときは【現在の登場人物の状況はこう】なので【登場人物が望んでいること】と期待する気持ち。」といったように、心情理解とそれを使った記述方法(公式)をしっかりと身に着けることで人生経験があまりなくその気持ちを普段あまり味わっていない子供でも、再現性をもって正解にたどり着くことができるようになるのだと考えています。

このように人間の気持ちを論理的に理解していくことで物語文においてより得点力のある記述ができるようになるのではないかと考えております。娘もそうですが、普段あまりいろいろな経験や感情を味わっていないので物語文において登場人物の気持ちが理解できないのではないかと考えることがあります。これからもそうですが、それを言い出すと読解力を上げるためには「人生経験を積む」という方法が正しいという事になります。しかし、受験国語という意味においては登場人物の気持ちは自分の経験になぞらえて解くのではなく、あくまでも論理的に解くというのが正しい姿であると考えておりますので、娘が登場人物の気持ちについて正しく正解できるように今後は国語Bの気持ち言葉についてもしっかり時間を割いていきたいと思います。

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