「算数ラボ」は非常に良い問題集だったという話

サピックスの低学年はパズルの延長線上のような問題が多く、そのような問題もいよいよ来週の組分けテストで徐々に卒業していくものと理解しています。我が家ではこのような思考力系の問題対策としてこれまでサピックスの「きらめき算数脳」と「算数ラボ」の二本柱で進めてきました。

「きらめき算数脳」は(当然ですが)思いっきり思考力問題に振り切っている問題ですが、「算数ラボ」は思考力系と技術系の真ん中あたりからやや思考力寄りの問題が多かったと思います。算数のテクニックをそこまで必要としないという意味で、何年生でもどんどん進めていけるのが良かったです。最初は8級か9級くらいから始めて、娘は現在小学6年生レベルの「算数ラボ6級」をやっています。本当に良問がそろっていて非常にコスパの良い問題集だったなと思っています。難易度も娘にちょうどよく、10問やると大体1,2問くらい解けなかったり間違える問題がある感じです。

正直私自身このような思考力系の問題が実際の中学入試の場面やその後の中学高校数学の分野でどの程度役に立つのかということには疑問を持っていたのですが、少なくとも初見の問題や変則的な問題に対する耐性のようなものは養えたのではないかとは思っています。(このような思考力系の問題を通して、少しでも算数が好きになればとも思った時期もありましたが、残念ながら娘は算数に対してそこまでガチ勢にはならない気がします。)

同時に受講させていたP算数オンラインは思いっきり技術系の算数に振り切っており武井先生も「小学四年生以降になると急激に問題の性質が変わってきますので、受講生の成績が上がってくると推測しています。」とおっしゃっているくらいなので、思考力問題のトレーニングは独自に進める必要があったのですが、いろいろな参考書を比較する中ではこの算数ラボがベストだったのではないかと考えています。

現在進めている算数ラボ6級は全部終わっていないですが、今月のどこかで一旦終わりにしようかと考えています。これから本参考書を始められる方は、やらせて損はないと思います。

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