子供の伴走で一番疲れる学習内容について

娘の伴走は比較的楽なものと、そうでないものがあります。伴走していて一番キツいと感じるのが国語の漢字・語彙の暗記です。そんなもの子供に任せて勝手にやらせたらよいのではないかという考えもありますが、私個人としてはむしろこういった単純作業的なものこそチェックしてあげる必要があると考えています。

国語の問題演習については一緒に解法確認をしてあげないとどうしても解答・解説を読ませただけでは厳しいものがありますが、それ以外の科目については知ってる・知っていないだけでなく解ける・解けないが比較的子ども自身にもわかる上に、ある程度は自分自身で何とかすることも可能です。私も娘の解いた形跡を見れば本当に分かっているのかどうなのかについてはある程度確認することができます。一方で、漢字・語彙については覚える作業自体が単調な上に、いくらでもごまかしがきくのでより注意深く確認をしないと、娘自身もやった気になっているだけのケースが良くあります。別に娘のことは全く疑っていないのですが、単純作業というのは自分自身をもごまかせてしまうという危うさをはらんでいます。

特に語彙については非常に苦労しています。サピックスでは言葉ナビとAテキストの「コトノハ」、Bテキストの長文読解で語彙力を強化していきますが、これといった問題演習はありませんので(コトノハには軽い問題はついていますが、基本的には解説を暗記していく必要があります。)言葉及び漢字の羅列をひたすらに詰め込んでいく必要があります。さらに、それぞれの漢字の意味、熟語の意味なども併せて詰め込みますので娘も相当に記憶の欠落があります。漢字は覚えても、その意味が分からない。意味は分かっていても漢字は分からない。そんなことは日常茶飯事です。

その中でも言葉ナビという語彙集の習得には非常に苦労しています。ことわざや慣用句なんかは比較的覚えやすいのでそうでもありませんが、対義語や同意語、同音異義語なんかははっきり言って地獄です(笑)小4でも1周しておりますが、2周目に入ったいまでも苦労しています。小5になると定期テストでの指定範囲も広くなりますので、小4の時よりもさらに苦痛度は増します(笑)家庭学習の中でも娘のやる気によって時間が非常にかかったりする部分ですし、私がしっかりと伴走をすることで出来る限り知識の抜け漏れを防いであげる必要があります。私自身単調作業が大嫌いなタイプですので、当然ですが娘もこの手の学習が大嫌いです。。。

今日の話では特に何か解決策があるわけではありません。が、この手の詰込みは何気に重要です。「詰込みよりも思考力重視」なんて考え方はごもっともです。ですが、詰込みも重要です。地味にその後にジワジワ効いてきます。根拠は私の経験です(笑)そしてこの手の詰込みは最後の最後まで続くはずです。

以前、必須語彙2800をノートに書き出して単語帳を作成して覚えさせるという方法を編み出しました。これはこれでよかったのですが、結局テストで学習チェックされるかどうかというのが娘には重要らしく、徐々にだれてきてしまいました。これも私の性格に似ています。。。テストがあると尻を叩かれるようになんだかんだ調整できるタイプです。

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