「遊んだ記憶」を少しでもたくさん残してあげる必要がある
公立小学校は先週金曜日で1学期が終了しましたので、昨日から本格的に夏休みが始まりました。
小5の夏は小4の夏とは違います。1日の勉強量だって夏期講習の3時間を含めたら毎日9時間くらいはやる必要があります。正直遊んでいる時間はあまり取れません。私は「受験モード」としてのギアをまだ引き上げるつもりはありません。6速の中でいうと2速くらいです。夏休みが終わったくらいに3速にあげようかと思っています。したがって、この夏はローギアのままで下準備をしていくつもりです。
また、勉強以外のことについても時間を見つけたいと思っています。来年の夏は5速くらいにギアが引き上がってトップスピードに入る準備になりますので、おそらく楽しむことはほとんどできないでしょう。だからこそこの夏は隙間時間を見つけては娘に「遊んだ、楽しかった」という記憶をなるべくつけてもらいたいと思っています。「自分はそれなりにこの夏を楽しめたんだ」という気持ちは夏以降の勉強のモチベーションにもなります。これはずっと思っていますが、「自分は遊びたい気持ちを一生懸命我慢して机に向かっている」という思いを抱きながら勉強するのは我が家ではNGです。何事もバランスが大切です。正直この夏の勉強量はまぁまぁ多いです。だからこそ遊べる時に思いっきり遊ばせておくことが大切だと思っています。
さて、夏休み初日の土曜日は夏期講習直前の穴場です。この日遊ばずしていつ遊ばせるのかと言う絶好の日だと思っていました。とはいうものの、多少通常授業の復習が残っていますので4教科やる必要があります。昨日は朝7時から11時半くらいまでざっと4時間くらいの家庭学習をしました。4時間の家庭学習なんて正直楽勝です。普段7,8時間は週末家庭学習をしなければならない娘からすると「これだけでいいの!?」くらいな感覚です。
家庭学習を済ませてから、娘に「今日は何して遊びたい?」と聞きました。娘が「海で遊びたい!」というので、午後の予定は決まりです。(私の趣味がサーフィンですので、娘とは幼い頃から海によく遊びに行っていました。その流れで娘は海が大好きです。)車にサーフボードや道具を詰め込んで海に出かけました。
我々親子の行きつけの海は神奈川の辻堂海浜公園です。この1年で娘の体もだいぶ大きくなってきましたので、鵠沼のムラサキスポーツに立ち寄って娘のウェットスーツを購入しました。ちょっと大きめのものを新調しましたので、娘が中学生になってもこのまま使えるはずです。
辻堂のビーチに辿り着くと忘れていた記憶が蘇りました。「あ、自分ってこういうことしたかったんだ」と。この1,2年は平日も週末も娘のために自分の時間のほとんど全てを使っていますので、私の人生は正直蔑ろになっています。だから自分が何をしたかったのかすっかり忘れてしまっていました。あと1年半は自分を蔑ろにしなければなりませんが、娘の中学受験が終わったら自分のために時間を使ってみたいなと思いました。
昨日は天候の関係もあって海はやや荒れ気味でした。それでも久しぶりの海を娘と日が暮れるまで楽しむことができました。娘も時間を気にせず海と戯れるのは至福の時だったのではないでしょうか。夕暮れの海も本当に綺麗でした。ひとしきり海で波乗りを楽しんだ後はちかくのレストランで夕食を食べ、夜自宅に帰ってきました。
昨日は日差しも非常に強く、しっかり日焼け対策はしたものの娘の肌も小麦色になりました。半日だけですが、なんかものすごく夏を満喫できた気分です。こういう記憶を持たせてあげるのは本当に大切です。今日は朝からサピックスの夏期講習がスタートしていますが、昨日の思い出があるからこそ今日から頑張れます。今朝は通常通り6時から家庭学習をスタートし、1時間半ほど勉強した後朝食、元気に自宅を出て行きました。
次遊べるタイミングがあるとしたらお盆のタイミングです。夏期講習の学習状況によってお盆の過ごし方を考えようと思っていますので、今のところ旅行に行くとか何も考えていません。でも勉強ばかりしては逆に遊びに対する未練が残ります。勉強も遊びも悔いの残らない夏休みにしたいです。
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