時事ネタの触れ方について

本当に恥ずかしい話なのですが、サピックスの社会科の先生が更新している時事ネタサイト「じじもんScrum」の存在を今更ながら知りました。

このサイトはサピックス社会科の岡本先生が読売新聞の中でおすすめするトピックを掲載しているというものです。家庭での進め方についても別ページにて記載があります。家庭での活用方法としては、

①読売新聞を溜めておく

②岡本先生がピックアップしたニュースをチェック

③子供自身で新聞記事を確認

④子供自身でスケッチブックにスクラップする

⑤親子で記事についてディスカッションする

⑥サイトにある復習問題を解かせる

⑦親が採点する

私は時事ネタというのは6年生になって慌てて受験のためにやるべきではないと思っています。時事ネタというのは日々移り変わっていくもので、今最新の情報が来週・来月にはもう古い情報になってしまうと思っています。だからこそ、受験のためではなく呼吸をするようにかなり前から毎日毎日家庭でニュースに触れることが大切だと思っています。このための第一歩として大切なのは親の姿勢です。そもそも親がニュースに興味がなければいくら子供にニュースに触れることを指示したとしてもワークしないでしょう。

サピックスの先生が以前どこかでこうおっしゃっていました。「子供は親の背中を見て育ちます。親の日々の過ごし方がそのまま子供に伝播すると思って親は日常を過ごしてください。」これは本当にそうだと思います。だから子供の生活態度というのは基本的には親自身の鏡になっていると思うべきなのです。例えば、私は自分の仕事に疲れた時のリラックス方法としてYoutubeで動画を見ていたりします。だから、娘もリラックスしたいときにYoutubeを見ます。私はそれに対して見るなと言うことはできません。自分のリラックス方法を根本的に変えていくしか解決策がないからです。このように、子供は親の生活スタイルとどうしても似てしまう部分があるので、ニュースに触れる習慣がつくかどうかも親次第といったところでしょう。「お前だけニュースみろ」は通用しません。

ところで、上記サイトでは読売新聞を読むことを前提としていますが、これはつまり高学年になったら子供新聞じゃなくて普通の新聞を読めよと言うことの暗示でもあると思っています。いつ子供新聞から大人の新聞にスイッチさせるべきかは子供を見て判断といったところでしょうか。我が家では毎日朝日新聞を娘と読み合っていますが、語彙力の問題もあり一人ではスムーズにはまだ読めません。私が娘のピックアップしたニュースを一緒に読んであげないと内容を十分に吸収することはできません。読売新聞を読んだことがないのでわからないのですが、もしかしたら朝日新聞より読みやすいかもしれないので、今日試しにコンビニで買ってみたいと思います。

我が家ではその日の新聞は親子で話し合った後捨ててしまっていたので、スクラップすると言う発想はありませんでした。子供にスクラップさせると何気に時間がかかるので日々の中にそんな余裕あるかなーとは内心思っているのでこれは悩ましいところです。また、我が家ではそこまで受験を意識して記事を選んでいるわけではなく、本当に私もしくは娘が興味ある記事を日々ピックアップしているので受験を意識しちゃうと継続ができるかどうかは不安な部分です。とはいうもののこのサイトはこれからも参考にしていきたいと思います。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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