解けないと機嫌が悪くなる現象について

中学受験で伴走をしているほとんどの家庭で発生しているんじゃないかと思うのですが、娘は問題が解けないと機嫌が悪くなります。特に小5になってからはその傾向が顕著になってきました。反抗期自体は去年の暮ぐらいから始まっていますので、反抗期とシナジーを発生させて手が付けられないことになります(汗)

私自身、この「問題が解けないことへのふてくされ現象」に対してどのように立ち回るべきかずっと考えてきました。一度ふてくされると機嫌の回復までに時間がかかります。したがって、勉強時間の長時間化に直結するわけです。私も自分の有限な時間を使って伴走していますので、勉強時間が長時間化すると私の疲労度にもダイレクトに効いてきます。

いまだにどうして問題が解けないとふてくされてしまうのか良くわかっていません。が、いろいろ試してみて思ったことがあります。

まずは、それに過剰反応しては絶対にいけないということです。ふてくされると私の呼びかけに反応しなくなります。問題を解く手をやめはしないのですが、解ける問題も解けなくなります。問いかけをしてもボソボソっとしか受け答えしません。さすがに私もイライラしてきます(笑)「早く終わらせて遊びたいんだったら、ふてくされるのは時間の無駄じゃないかな?」そんなことを言っても無駄です。むしろふてくされ度合いはさらに悪化します。

従って、このふてくされ現象への対処法としては「無視」というのが私なりのソリューションになっています。仮にふてくされたとしても、何も起きていないんじゃないかと思うくらいの平穏っぷりを見せつけます。絶対にふてくされに対しての反応は見せません。仮に問題が間違えていたとしても無視します。間違えたまま飛ばします。無理やり解き直しさせても無駄だからです。「また機嫌のよい日に解いてもらえればいいや」くらいの気の持ちようで臨んでいます。また、ふてくされた瞬間から伴走をいったんやめてしまうこともあります。すでにその日にやらなければいけないことは紙に書き出して娘と共有していますので、「じゃ、あとはやっといてー」と言ってどこかに消えてしまうのです。ただし、伴走をやめてしまうかどうかは子供の様子を見ながらの方が良いかと思います。そのまま本当に学習をやめてしまう可能性があるからです。娘の場合は娘の性格上なんだかんだ言って最後は課題をこなしてくるというのを私は知っています。だからこそ放置するという選択ができるわけです。

このふてくされ現象はいつ何時発生するかは予測不可能です。だからこそ余裕を持った学習計画を立てることで、最悪その日がダメになったとしてもその週の学習が何とか回るくらいの分量を毎日こなさせるようにしています。何事も余裕って大事です。

この「無視」という選択をするようになってからは、ふてくされたとしても私自身あまり何とも思わなくなりました。「ハイ、また始まった。じゃあ無視しよう」そう思えるからです。何となくですが、このふてくされは娘なりの甘え表現なのかなとも思う時もあります。なぜかというと、おそらくサピックスではふてくされていないからです。またテスト中にふてくされる様子もないからです。私が近くにいるからふてくされるのです。だとする「甘え」という言葉が一番しっくりくるような気がしています。が、真相は娘にしか分からないので本当のところは不明です。

思えば私が小学5,6年生だったころも決して従順な子供ではなかったような気がします。私自身も父親に伴走してもらいましたが、「ちっ、いちいちうるせーな」と子供ながらに感じたこともたくさんあります。娘が私の遺伝子を引き継いでいるということを考えると一筋縄ではいかないのはしょうがないのかなとも思えます。

ちなみに、今朝もふてくされられました(笑)もちろん無視してそのまま会社に出かけました。帰宅した時にはなんだかんだ家庭学習はこなしていると思います。

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