小学校生活に全力でコミット

小5になって、小学校生活が非常に忙しいです。

高学年になると、学校を運営する立場になることもあって、隔週の部活動に加えて委員会活動も始まります。娘は学校の生徒集会に関連したイベントの企画をする委員になったこともあり、家に帰ってからも企画案を考えたりすることもあります。授業のコマ数も4年生に比べて増えましたので、毎日午後4時くらいの帰宅になります。サピックスがある日は午後4時半から授業前に実施される算数のテストがありますので、帰宅と同時に一瞬で軽食を済ませ、急いで塾に向かいます。当然学校の宿題なんてできませんので、サピックスから帰宅後に小学校での宿題をするしかありません。

娘の担任の先生は比較的宿題を出す方ですので、漢字ドリルや計算ドリル、その他パワーポイントでの資料作成など毎日30〜40分くらいはかかります。我が家の場合就寝時間は午後10時くらいですので、その日のサピックスの振り返りをしている暇は基本的にありません。

サピックスの家庭学習量は倍近くになっているのにも関わらず、平日の家庭学習時間は小4から比べて3割くらい減少していますので、その皺寄せは当然週末にやってきます。今はなんとかこなせていますが、いつこなせなくなってもおかしくありません。

それでも、私は娘には中学受験のために小学校生活を軽んじることだけはしないように心がけてますし、娘にもそう伝えています。いや、むしろ小学校生活に全力でコミットするように伝えています。その結果としてサピックスの課題が疎かになってしまったとしてもです。(もちろん娘にはここまでは言いません。)中学受験というものはある意味おまけ的なものであり、そもそも小学校生活が成立していることが前提になっているべきだというスタンスを私はとっています。

ふとよく考えることがあるのですが、私が娘に中学受験をさせているのは、娘に一定以上の学歴を保持してもらった方が娘が生きる上での機会や選択肢を最大化できる可能性が上がるからです。また、学習習慣を身につけることは社会にでてからも非常に役に立ちます。そういう意味で受験というものに価値を見出しています。となると、中学受験でより偏差値の高い中学校に行くためには小学校生活をそこそこにさせて(時には休ませたりして)受験勉強に資源を最大限投入した方が良いのではないかということもありえます。その方が塾での成績は上がるかもしれません。極端な話小学校に行かずに受験勉強をした方が良いとさえ言えるでしょう。しかし、仮にその結果偏差値の高い学校に行ったところで、娘は社会の一員として円滑な社会生活を過ごせる可能性は低いでしょう。社会では学力というのは評価項目のほんの一部でしかないからです。学校というのはある意味社会の縮図です。さまざまなクラスメートがいる中で娘の人間性は磨かれていきます。そこにこそ受験とは比べ物にならない大きな価値があると思っています。だから娘には小学校生活を全力で過ごしてほしいのです。

ところで、今週はマンスリーテストがあります。限られた時間の中で親子でなんとか努力してきましたので、この1週間でそれなりに仕上がってきたのではないかと思っています。それでもまだ未定着な部分はいくつもあります。それをしっかり炙り出してくれるのもマンスリーテストを受験する醍醐味でもありますので、今週も引き続き頑張っていきます。

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