やっぱり大変なマンスリーテスト直前期

6月マンスリーがいよいよ来週に迫ってきました。出題範囲が決まっているテストという意味では、3月復習テスト・4月マンスリーテストに次いで3回目のテストになります。小5になってからは、小4の時以上に範囲ありテストのパフォーマンスに注目するようにしています。なぜかというと、娘が日頃の授業をどの程度理解しているのかを確認することができるからです。もちろん小4のマンスリーテストや復習テストも同じですが、今思うと小4の時期というのはあまり毎回毎回の単元についていけるかどうかということは意識していませんでした。それぞれのテストは常に全力の状態で臨んでいましたが、学習スタイルも試行錯誤やりながらやっていたこともありその時のやり方によって成績も大きくぶれました。良く「4小の夏の成績がその後の経路を大きく決定する」と言われています。私も1年前はそれを信じていた部分もあったのですが、今となっては正直疑わしいと思っています。したがって、「小4の夏の成績なんて大してあてにならない」というのが私の現時点での結論です。

話はややそれましたが、小5の単元は各科目とも徐々に深堀が始まっていきます。毎回毎回で覚えるべき知識、理解すべき理論や技術の量が小4の時以上に大幅に増加してきますので、小6までに何とか食らいついていく必要があります。小6になってもその点はあまり変わらないかもしれませんが、新しく学ぶ学習量としては小5が一番多いのではないでしょうか?そういう意味で、毎回毎回しっかりと理解して進んでいくことが大切だと思っています。サピックス側からは「サピックスはスパイラル学習を特徴としているので、その週で完璧に理解できなくてもとにかく突き進んでいってください」と言われています。しかし、個人的にはこの考え方は本当かな?と思う部分があります。したがって、毎回毎回の定期テストまでにできる限り学習した単元を「仕上げて」行こうと娘とは話しています。

学習方法については、一時期は短時間で効果的な成果を生むための効率性を追求していました。しかし、現在では結局のところ凡人には「質より量」で戦っていく必要があるという結論に至っています。テキストをくまなく覚え、国語の読解問題以外はすべての科目でテキストを何周も繰り返すことで苦手な問題や間違えやすい問題を克服していく方法です。ただし、この方法はある意味リスキーな方法ですので、特に暗記で問題を解いていないかを親としては目を光らせてモニタリングする必要があります。記憶で解いていないかどうかをチェックするためには、問題を解く思考過程を口頭で説明させるのが一番良いと思っています。

よくネットでは「繰り返し学習は良くない」という話も聞きます。確かにその考え方にも一理ありますし、もし効率的に学習効果を最大化できるのであればそれに越したことはないです。しかし、小4の頃からさんざんいろいろな学習方法を試してきた結論が「質より量」というつまらない結論でした。何度も何度も苦手なことを繰り返し練習することで克服していくことが非効率に見えて一番強力な手法なのではないかと思っています。

そんなわけで、過去を振り返りながら日々の学習を進めるということ自体はマンスリーテストの日程が近い近くない関わらず日頃から実施していますが、特にマンスリーテストの2週間くらい前からは振り返る量も増加してきますので、徐々に学習時間が長くなってしまいます。なので、マンスリーテスト直後の2週間くらいが比較的楽な感じで、後半2週間くらいが重めになるようなイメージでしょうか。

まだまだマンスリーに向けて「仕上がってる」状態からは程遠い娘ですが、ぎりぎりまで親子で頑張りたいと思います。

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