「女子は国語ができる」は娘には当てはまりません!

娘は国語と算数を比べると、国語の方が圧倒的にできません。夏休みの頃に文章の線引きを覚え、読む力はだいぶついてきているとみています。だからこそ小4終盤にかけて成績は大きく上がるんじゃないか、そんな推測を私は持っていました。残念ながらその推測は現段階において外れています。「文章が読めているか読めていないか」で言うと読めていると思います。なぜそう思うかというと、文章を読んだ後に内容について質問をすると正しく答えることができているからです。でも実際のテストとなると正解の選択肢を選べずにいます。夏休み前あたりまではかなりいい感じに選択肢の問題も正解出来ていたのですが、今は正答率が下がっています。もしかしたら「解き方」に問題があるのかもしれません。

さて、日々の努力がイマイチ結果としてあらわれない国語ですが、それでも根気強く語彙力強化だけは続けています。受験終盤になり、「あぁ語彙力がもっとあれば」と絶対に、絶対に後悔したくないからです。語彙についてはサピックスの「コトノハ」「言葉ナビ」と井上先生の「必須語彙2800」を完全マスターすることを目指しています。個人的にはこの3つを制覇すればおそらく最難関校のレベルでも問題ないと思っています。あと国語に必要なものは「前提となる知識」です。これは社会常識だったり、時事的な知識だったりします。語彙についてはドリルという明確な物がありますので、ある意味それさえ完璧にやっておけば大丈夫だという安心感がありますが、社会常識や時事的な知識については明確にこれをやれば良いというものが存在しませんので、少々厄介です。個人的には日頃からニュースを見たり、新聞を読んだり、映画をみたり、さまざまな体験をさせることが肝心だと思っています。ニュースについてはNHKニュース、新聞については毎日小学生新聞があります。映画は名作と呼ばれる映画をどんどん見せていきたいと思っていますし、国語的には様々な家庭環境を題材とする映画を見せたいと思っています。体験が一番とりとめがないかもしれません。博物館や美術館に限らずゲームセンターに行ってみたり、ボーリング場に行ってみたり、カラオケ・ライブに行ってみたり、とにかく考え付く限りの体験をさせたいと思っています。国語のベースにはこれらの語彙力や前提知識があると思いますので、上記のようなことを一生懸命日々続けていれば、きっとどこかで報われてくるフェーズというのが来るのではないかと思っています。(来ないかもしれませんが、少なくとも娘の人生にとって不要なことではないはずです。)

世間では「女子は国語ができるはず」なんて見方があります。確かにサピックスのテストにおいても男子よりも女子の方が国語の平均点が高いです。男子も女子も同じ人間であることには変わりないのに、性別で平均点に有意な差があるのは統計学で修士号を取得した私から見て非常に興味深い現象です(笑)そんなことはさておき、娘に限っていえば「算数>>>>国語」なわけで、何とか「算数>国語」くらいまでたどり着けたらと日々思っています。ちなみにですが、サピックスには小2から通わせていますが、2年生の段階からすでにこの傾向はありました。成績の上下は学年によって変わりますが、得意不得意の傾向はずっと同じままというのは面白いです。

算数については、サピックスのなかでも上位10%以内には今のところ入るくらいの学力はあるとみています。なぜそう思うかというと、計算間違いが1,2問程度に収まるとそれくらいの成績だからです。だからと言って、難問が解けるほどの凄腕ではありません。ちょっとだけストレッチした難易度の問題は解けますが、算数オリンピックで決勝に行けるほどの思考力はありません。日頃の家庭学習では「間違えてはいけない問題を確実に仕留める」ことに集中しているからです。半年前は「5年生になったらジュニアオリンピック受けさせようかな」とも思っていましたが、今となっては「日頃の学習に引き続き集中させた方が良いかな」と思っています。娘自身、難問を喜んで解きに行くタイプでもありませんのでそこは今後もしっかり見極めていきたいと思います。

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