マンスリーの結果が気になるSAPIXからの帰り道
今日サピックスからの帰りに道で娘が「あーマンスリーの結果が気になるなぁ」と呟きました。私は「そうだねー」と返答しつつも、内心「そりゃ、自分で自分なりの目標立てたわけだから気になるよね。うんうん、それくらい気にするのは良い傾向」とばりにほくそ笑んでいました。私といえば、ぶっちゃけ娘のマンスリーの結果がほとんど気になりません。(娘には言いませんが)こう言ってしまうと非常に冷酷な親と思われてしまうかもしれないのですが、テストの当事者は娘本人であり、私ではないからです。テスト結果の影響を受けるのも娘です。私は娘のテスト結果がどうであろうとなんの影響も受けません。確かに、我が子の成績が良いと気分が良くなりますし悪いといい気分はしません。ただし、それはあくまでも一過性の感情であり「あぁお腹すいたなぁ」くらいの事象なわけです。娘の成績ですらそんな感じですので、他の子供の成績が娘より良いとか悪いとかというのはただの情報でしかありません。したがって、「⚫︎⚫︎ちゃんの方が成績が良い」と言ったように娘と誰かと比較するという考えもありません。
私が一番関心を持っているのは娘の成長です。中学受験というイベントを通して娘に最大限の成長をもたらしてあげたい、それが今の私を突き動かしています。今週末にマンスリーテストの結果が公表されますが、公表されたらしっかりと振り返り、次にどうすべきかを話し合う。ゆくゆくは娘が自分でそれを実行できるように考え方の道筋を示してあげる。このプロセスをしっかり教えてあげたいと思うわけです。このプロセスは一生使い回すことができる重要なスキルセットです。社会人になってから強く感じでいるのは自己肯定感を持続させるのは結構難しいということです。人生というのは基本的に思い通りにならないことの連続です。歳を取れば取るほど実感します。例えば人事異動で自分の思い描いていたキャリアではなくなってしまった時に、転職という選択肢もある一方で、不貞腐れてしまう人というのは非常に多いです。私が強く思うのは人生というのは不貞腐れてしまったら(=自己肯定感を失ってしまったら)おしまいだということです。別に出世しようがしまいが、自分の思い通りのキャリアになろうがなるまいが、全てのシチュエーションにおいて自己肯定感を持って臨むという姿勢が幸福感を生みます。私は娘にぜひそういったメンタリティを身につけてもらいたいと思っています。自己研鑽をしっかり実行することができる事は自己肯定感の維持に非常に重要だと思っています。現実に起きていることを自分の責任としてしっかり受け止め、次に繋げることで「不貞腐れ(=自己肯定感の喪失)」から自分を遠ざけてくれるからです。
このように、私にとって中学受験とは「成長のための絶好の機会」であるので、娘に成績面や学習面でプレッシャーをかけることはまずありません。私の関心事はそこではないからです。どうしたら娘が自立できるか、PDCAができるようになるか、そういった根本的なところに一番自分の思考をめぐらせています。おそらく中学受験生を持つ親からの共感は得られないかもしれません。それでも私は引き続きそういうところに関心を持って娘との中学受験というイベントを過ごしていきたいと思っています。
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