2023文化祭訪問記(フェリス女学院)

2023年の文化祭訪問もいよいよ最終回です。

本日は神奈川のフェリス女学院の文化祭に行ってきました。石川町から坂を登ったあたりから漂うセレブ感。そんな一角にフェリスはあります。

フェリスの文化祭はまさに生徒と保護者のための文化祭。方向性は桜蔭と同じです。女子学院と豊島岡が外部に非常にオープンだったものの、本来の文化祭って生徒のためのお祭りだよなーとしみじみ感じました。校舎に入ると生徒に誘われるままに講堂へ。そこではハンドベルの演奏会をやっていました。なんかフェリスっぽい!フェリスのこと詳しく知っているわけではないですが、それでもいきなりフェリスっぽさを感じました。

その後各教室の催し物を見てまわりました。受験生の見学者がそこまで多くなかったこともありますが、各教室ではフェリスの学生がメインなので我々親子はなんとなく緊張モードに(笑)なんで緊張するかというと、普段のフェリスの日常を覗き見ている気分になるからなのかなーと思いました。これはこれで良いです。

敷地内には校庭もあり、テニス部が的当てチャレンジをやっていました。参加者はフェリスの学生が多かったですが娘も勇気を出して参加。娘がテニスをやっている間、近くにいた中学生が私に話しかけてくれたので、軽く立ち話をさせていただきました。結構先輩後輩の繋がりが強く、また学校生活はすごく楽しくフェリスに入学して本当に良かったと思っているそうです。確かに文化祭には多数のOGらしき人たちがたくさんいました。そういえば女子学院の文化祭の時もOGの存在を強く感じました。こういうところが上下の繋がりが強い所以なのでしょうか。

最後に演劇部の舞台を講堂に観にいきました。正直完成度の高さに感動しました。役者の生徒たちと観客の一体感が凄くて最後の挨拶の時に演劇部の方々も感極まっていましたが、観ているこちらも思わず感動をもらうくらい素晴らしい演技でした。我々親子からしても2023年の文化祭訪問を締めくくる最後のイベントにぴったりの印象的な催し物となりました。

今年は浦和明の星、渋幕、桜蔭、女子学院、豊島岡、フェリスの6校の文化祭を訪問しました。ここで気づいたことがあります。どの学校の学生もその学校の生活を楽しめている雰囲気が伝わってきたということです。結局のところ、最終的にどの学校に進学したとしても入学した先の学校では楽しい学校生活が待っていると思って間違い無いのではと思います。志望校を決める上では娘に合う合わないというのが一つの論点になるような気もしていましたが、正直それは親の杞憂なのでは無いかと思います。そんなに子供は適応力が低いわけでは無いですし、どこに行っても楽しめるはずだと、そんなことを考えました。(確かに女子校 or 共学というのは好き嫌いが分かれます。好みもあるでしょう。それは重要な観点であるとは思います。)

また、どの学校も大学進学実績では申し分ありません。確かに東大の進学者数は大きく違いますがそれでも中高で正しく努力を続けていれば十分早慶以上は狙える学校です。そこでも学校間の甲乙がつけにくいような気がします。

少なくとも、今回の文化祭訪問を通して娘は中学校というものを明確に意識できるようになりましたし、どの学校がどんな感じだったかというイメージも持てるようになりました。想定通りどの学校に行きたいという希望は未だ持っていませんが、それでも十分です。引き続き学校の情報を集めながらじっくりと志望校について考えていきたいと思います。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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1件のコメント

  • ネット徘徊していたところ、このブログに目が留まりました。
    フェリス祭にお越しいただきありがとうございました。
    コロナ禍では思うように開催できなかったフェリス祭ですが、
    今年度は多くの受験生の皆様にもご覧いただける機会となり、
    日頃はなかなかお見せできない学校の様子を感じていただけたのではないかなと思っております。

    生徒主催で作り上げる行事が多い中、
    このフェリス祭はまさに1年間の集大成とも言えるイベントの一つです。

    友と切磋琢磨、友情を深め勉学に励み、海風に吹かれ、船からの汽笛を聴きながら、
    人生の宝物となる6年を過ごして卒業して参ります。
    また機会がありましたら、おいでください。

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