国語科の先生からのアドバイス

詳細については目下分析中ですが、10月マンスリーの国語の結果は前回の8月マンスリーの結果と比べて偏差値にして約10ポイント位上がりました。しかしながら、もはやこんなことに一喜一憂している場合ではありません(笑)私が最も興味を持っているのは娘の偏差値よりも、「娘に読解力がどの程度定着しているか」です。

まず問題用紙をチェック。「説明文の線引きは完璧と、、、あれっ物語文の線引き途中で終わってるやん(涙)」つまり8月マンスリーと同じ「説明文に時間がかかってしまい物語文が中途半端」現象です。まだ物語文の解き直しをしていないので(これは私と一緒にやる予定です。)、時間があったら得点できていたのかについては精査が必要ですが、やはりもったいない。。。やはり、11月マンスリーに向けてこのタイムマネジメント対策を本格的にする必要がありそうです。

そこで私は一つの疑問にたどり着きました。「国語は型の学問だ。従って、家庭学習では時間制限を取っ払って丁寧に解くことを続けていくことで、結果的に処理速度が上がっていくのではないか?」ということです。であれば、現状の家庭学習のスタイルを変える必要はありません。一方で、もしスピード重視の問題演習をする必要があるのであれば学習方法の変更が必要となります。

ついにやってきました。サピックスの先生に相談するタイミングが。

まずは受付に国語の件で相談がある旨を伝えたところ、授業終了後に国語科の先生から電話がかかってきました。

びっくりしたのが、想像の3倍くらい先生は娘のことをよく見ていたということと、想像の5倍くらい親身になってアドバイスをくれたということです。娘は大規模校に通っています、しかも成績が不安定なのでここ最近は数ヶ月おきくらいにアルファとアルファベットを行ったり来たりでしたので、正直娘のことなんて覚えちゃいないだろうと思っていました。また、いちいち親の相談に丁寧になんて対応してくれないだろうとも思っていました。

早速上記の相談事項を先生に伝えたところ、以下のようなアドバイスをいただきました。

  • 家庭学習では制限時間を厳しくもうけて解かせること。解き直しはしっかり時間をとること。
  • 国語Bのテキストじゃなくて、国語Aテキストの「読解メソッド解答編」を音読させること。サピックスの提示する線を見ながら音読するのが一番効果ある。
  • ぶっちゃけ説明文の精読は不要。それよりも斜め読みしながら文章構造の把握に努めること。精読は記述の根拠を探しに行く時だけでいい。
  • 物語文は逆に精読が必要。説明文が「静」だとしたら物語文は「動」なので、精読しないと心情を見失うリスクがある。
  • マンスリーテストの漢字・語彙・言葉ナビは5分で終わらせること。それが無理なら完全に準備不足。
  • マンスリーテストの説明文は15-20分、物語文は20-25分かけて解くべし。基本的に時間ギリギリで終わるはず。
  • 娘のテストのパフォーマンスを見る限りでは平均以上の読解力はすでにあるように見えるのでそこまで心配しなくて良い。
  • 娘の場合まずは偏差値55-60(国語のみ)で安定させることを目標にするのが良い。
  • また、女子は正解にこだわりすぎる傾向があるので、できればそれをとっぱらいたい。

その他、娘の授業中の態度や記述問題への取り組み方の改善点などさまざまなアドバイスを頂きました。ちなみに、電話を頂いた時娘もそばにいましたので、私と娘の二人で一緒にサピックスの先生のアドバイスを聞くことができ、娘の心にも直接響くものがあったと思っています。

まずは、今日いただいた様々なアドバイスを実践しながら11月のマンスリーではタイムマネジメントを意識して国語のテストに取り組みたいと思います。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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