文化祭を通して「中学校」を意識させる小4の秋
私は今まで娘に中学校というものをあまり意識させてきませんでした。「憧れの中学校に行くために勉強頑張るんだ!」というのはもちろん勉強を頑張るための立派なモチベーションになります。娘も最終的にそこがモチベーションとなり勉強することになるでしょう。一方で、ある時点までは中学校を意識せずに日々の学習にいそしんでほしいと考えていました。それは目の前で学んでいること自体に純粋に興味を持ってもらいたいと思っていたからです。したがって、現時点において娘は中学校についてほとんど知識を持っていません。「桜陰」「女子学院」「雙葉」といっても、「ナニソレ?」状態だと思います。
時は流れて小4になり、まだ本格的な受験生活の始まりにはなっていないですが、そろそろ「中学校」というものをおぼろげに意識させても良いと思っています。
部外者が中学校に入っていろいろ見学できる機会には学校見学会や文化祭があります。すでに今年度の学校見学会や文化祭を開催した学校もあるかと思いますが、これからの季節は文化祭のラッシュがあります。たくさんの中学校を見に行く必要はありませんが、私は娘といくつかピックアップした学校の文化祭を見に行こうと考えています。
文化祭に行く目的はただ一つです。娘に中学校というものをちょっとだけ意識させたいと考えています。訪問する中で憧れの中学校があったのであればそれはそれでいいですし、なくても全然かまいません。したがって、今回の文化祭訪問が娘の学習モチベーションになってほしいとは全く思っていません。とにかくおぼろげに中学校の存在を知ってほしいのです。
文化祭ではその学校の生徒を間近で見ることで、学校の校風を体感できるという事をよく聞きます。たしかにそうでしょう。しかし、私個人として中学校の優先順位は「娘に合いそうかどうか」で決めるつもりはありません。なぜかというと、私が見て娘は性格的に柔軟な社会適応力と強靭なメンタルを持ち合わせています。ですので、基本的にどんな中学校に行ってもうまく適応して楽しい学生生活を送れるだろうと見込んでいます。そうした前提条件もあり、私自身は校風よりも学校の運営スタンスや大学進学実績など複合的な観点で序列をつけたいと思っています。ただ、中学校に進学するのは私ではありません。主人公はあくまでも娘自身なので、娘は娘なりに志望校の序列をつけていくことになるでしょう。それは「校風」や「フィーリング」に基づいた序列かもしれません。それは娘が持つ判断軸なのでそれを否定するつもりもありません。私の序列と娘の序列を突き合せた上で家族として納得できる志望校の序列を導いていこうというのが現在持っている私のプランです。
したがって、この秋に訪問する文化祭においては私としてはあまり注目すべきポイントはありませんので、とにかく娘に「これが中学校というものなんだ」というのを意識してもらいながら、まずは文化祭自体を楽しんて行きたいと思います。
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