小4夏休みを目前にして考えていること
来週の7月復習テストが終わるといよいよ夏の期間に突入します。我が家は夏期講習前に旅行することに決めたので、来週末から1週間の旅行期間に入りますが、そこが終わると本格的な夏の過ごし方にシフトします。
サピックスの先生もおっしゃってましたが、小4の夏はまだまだ余裕がありますので、「良く学び良く遊べ」というのがテーマになると思います。我が家も合間合間で娘には楽しいイベントを挟んで息抜きしようとは思っていますが、やるときはやってもらおうと思ってます。
これまでなんども触れてきましたが、娘は国語に問題を抱えています。具体的には文章読解の時に「推測」や「主観」「勝手な解釈」を入れる癖があり、文章の根本的なテーマを読み間違えたり、細かい読解が必要な問題を間違えてしまいます。この半年間いろいろな施策を通してその癖をちょっとずつ取り除いていきました。ここ最近の国語の結果を見る限りは、その癖が2月頃に比べて大きく改善していると考えていますが、それでも気を抜くと突如その癖が出現しとんでもない結果を叩き出すことがあります。それが成績のブレを引き起こし、この半年間はものすごくクラスが変動することになりました。娘は大規模校に通っていますのでだいたい3クラスごとの塊(通称「ブロック」)でくくられていますが、毎回のテストごとに1,2クラスどころか数ブロック毎のクラス変動となっていました。
これまでもそうでしたが、ここから先はとにかく国語を安定させないと引き続きクラスが振り回されることになりかねませんので、この夏は国語をしっかりやらせておきたいと考えています。個人的に国語は付け焼刃で通用しない科目だと思いますので、算数・理科・社会の学習量が飛躍的に増加する小5以降に腰を据えて国語をやる時間は残されていないと予想しています。そうした意味で、年内くらいまでが本当に最後のタイミングだと考えています。
さて、この夏ですが国語については下記の点を重点的に強化していきたいと思います。
- 「ひらがなとカタカナ」:「え?」と思われる方も多いかと思いますが、娘の字はお世辞にも上手いとは言えません。文字のバランスも悪いですし、カタカナ語も上手く書くことができません。書き順も含めてもう一度復習させたいと常々考えていました。毎日2,3文字くらいをしっかりと学び直させようと思っています。
- 「語彙力」:語彙力はここ最近手薄になっていましたので、夏以降の学習習慣定着を見据えてガンガン強化していきたいと思っています。我が家では以前から井上先生の「必須語彙2800」を使ってきましたので、引き続きこちらを毎日5〜10語ずつ覚えてもらいたいと思います。上手い運営方法が思いつかなかったのですが、結局は私がその日に覚える語彙の意味を朝の出社前に解説した上で、日中娘に自分で覚えてもらうことにしました。
- 「文法」:文章読解の基礎は語彙力と文法だと考えています。文法については福島先生のふくしま式ドリルを毎日進めていこうと思っています。ふくしま式についてはこれまでもずっと続けていますので、夏も継続するイメージです。
- 「読書」:読書が読解力向上に意味があるかどうかの議論というのは神学論争のようになっていますが、私は意味があると思っています。読書をたくさんすると直接的に国語ができるようになるわけではないと思いますが、いろいろなテーマに触れたり考え方を知ることは極めて重要です。この夏はとにかくいろいろな本を読ませたいと思っています。
上記のように、国語の点数を取るための学習というよりかはとにかく地味な基礎トレを強化することを想定しています。こうした地味なトレーニングはおそらく来年以降は無理だと思います。来年以降はどちらかというと国語の問題解法に関する技術的なトレーニングにシフトしていきたいと考えています。
夏期講習期間は午前中に5時間程度自宅学習(4教科)してもらい、昼食後は外で遊んだり読書をしたり自由に過ごしてもらったのちに元気よく夏期講習に行ってもらおうと思っています。
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