短冊を通して知った娘の夢

先日娘と七夕に飾る短冊に願い事を書いていた時のことです。
娘が笹に縛り付けた短冊を見ると「将来医者か獣医になれますように」と書いてありました。

娘は幼稚園生のころから手品が好きで、卒園式の時に「私は将来手品師になりたい」と言っていました。あまり自分の意思をはっきりと明言しない性格の娘の口から初めて聞いた将来に対する展望でしたので、立派な手品師になれるようにいろいろ手品グッズを買い与えていました。
今でも娘は手品が好きですが、いつしか手品師になりたいとは言わなくなっていました。七夕の短冊を通して私は娘の新しい目標を知りました。
私は娘にどのような学歴を持ってもらいたいとか、どのような職業についてもらいたいといった親としての希望は一切ありません。私にできることは娘にできるだけ多くの選択肢を持たせることだけです。人生において選択肢を持てるというのはある意味幸せなことだと考えているからです。したがって、手品師だろうが医者だろうが何の職業にしても娘が幸せになれる職業であれば何でもいいと考えています。悲しいのは、なりたい職業があるにもかかわらずそれを実現する選択肢がない状況です。親としてそうした状況をできる限り作らないようなサポートを心がけていきたいと考えています。

私が娘の学業成績を向上させるために今全力を注いでいるのは、それが娘の選択肢を広げることになるからにほかなりません。極端な話、どんな難関中学校にも合格できる能力がありながら最終的にはそこと全然違う選択をしたとしても、私的には全く問題ありません。もちろん親として意見をいう事はありますし、それが本当に最善の選択肢なのかについては娘とよくよく議論を尽くす必要があると思っています。しかし、最終的に家族として納得した選択ができたならばそれが最善の結果だと考えています。
今現在はどのようなパスを描くか全く想像がつきません。それでもとにかく進学先の選択肢を増やすのに活用できそうな最善のサービスをサピックスが提供してくれそうなので利用させてもらっている、そんなノリで学習塾を活用しています。

何がきっかけとなり医者や獣医を目標にしたのかは分かりませんが、将来の目標を持つことは非常に良い事です。まだ小学4年なので、1年後における将来の目標は全く違ったものになっている可能性も十分あります。(なんなら1か月後に変わっているかもしれません。)それでも、その目標を尊重しながら選択肢と機会を提供し続けていきたいと思っています。

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