サピックス小4からみた四谷大塚「演習問題集」理科の難易度
娘は5月のマンスリーテスト理科で盛大にずっこけました。
私は娘の学習量が不足していたと考えていません。むしろマンスリーテストに向けて入念に準備をしてきたつもりです。でも結果は出せなかった。この敗因について、私は「初見問題への対応力」に問題があったのではないかと推測しています。もちろん今回のテストは日頃のテキストにあるデイリーステップや確認問題をしっかり理解していれば十分高得点を到達できるレベルの難易度であったように見えます。したがって、テキストだけでも問題なかったお子様もたくさんいたと思います。残念ながら娘にはその対応力は欠如していたんだろうと思います。もしくは繰り返しやりすぎたことで思考回路がパターン化されてしまい、ちょっと視点を変えて質問されると逆に対応できなくなっていたのかもしれません。これについては私の過失であると考えています。
上記を踏まえ、今後については基礎的な知識については引き続き繰り返し学習で記憶の定着を図りつつも、初見の対応力を高めるためにテキストの確認問題を繰り返しするのではなく、別の問題集を復習時に活用しようと考えました。
そこで、まずはと思い四谷大塚の「演習問題集」を買うことにしました。娘は小学4年生ですので、4年の問題集をネットで購入しようと思ったのですが、購入ボタンを押す直前になり私の中で一抹の不安がよぎりました。それは、サピックスの小4理科の問題難易度は明らかに小4レベルよりも高いのではないか、つまり四谷大塚の小4問題集はサピックスのマンスリーテスト対策としては役に立たないのではないかということです。そこで、思い切って小4と小5の問題集を両方買うことにしました。
待つこと数日、本日届いたので先ほど中身を覗いてみました。
私の予想は的中しました。小4の演習問題集をパラパラめくってみて思ったのが、練習問題まではほとんど負荷にならない程度の基礎的な事柄を問う問題のみだということです。「これでは役に立たない、、、」そう思いました。単元ごとに発展問題が1題程度あるのでは、そこらへんがちょうど確認問題に出てくるくらいの問題かなと思いました。また、問題の質が全く異なることに気づきました。サピックスの問題は基礎的な知識を問う問題というよりかは、問題の中の実験結果やグラフを読み解きながら推測・思考させる問題が多いのに比べて、四谷大塚の問題はクイズ問題的というか、基本事項をストレートな問題で聞いてくる傾向があるように思えました。
一方で、小5の演習問題集を見たところ、「あ、これくらいがちょうどいい」と思えるような問題構成になっていました。ですので、基本的に小5の演習問題集と小4の発展問題で問題演習量を増やしながら、必要に応じて小4の練習問題を活用する方向で運用していこうと思っています。
理科については算数同様問題演習量がいずれものをいう局面がきます。そもそも初見対応力がない娘は人一倍問題演習を積む必要がありますので、まずは演習問題集を制覇していきたいと思います。
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