福音館書店「たくさんのふしぎ」は購読して損はない

我が家では娘が小学1年生になったくらいのころから福音館書店から出版されている月刊「たくさんのふしぎ」を購読しています。「たくさんのふしぎ」では身近なテーマについてその道の専門家が小学生にも分かりやすく説明をしてくれています。

文章自体は平易なものなので、小学2,3年生くらいからでも自分で読めると思います。最初の頃は私が娘に読み聞かせていましたが、今では基本的に娘自身に読んでもらっています。月によっては娘にとって興味のないトピックだったりしますが、確実に娘の知見を広げるのに役立っていると感じています。先月は「綿花と染物」についてでした。以前サピックスの社会で天然繊維と化学繊維について学んで以来、繊維というものに強い関心を示しており、事あるごとに洋服のタグを見ては「これは綿とポリエステルのミックスなんだね」といった感じで繊維をチェックするのが習慣になっています。したがって、綿花の収穫から綿織物の製作に至るまでの工程についてのトピックについては興味を持って読んでいましたし、やはりこうした経験を通して学習した事が強固に脳に刻まれていくと考えています。

サピックスでいい成績を取ってもらう以前に、私は娘にできるだけ広い視点や知見を持ってもらいたいと考えておりますし、親としてできる限りそこの部分に貢献していきたいと考えています。読書というのは疑似体験の一種ですし、さまざまな読書経験の提供は私が娘にしてあげられる貢献の一つですので、ここは惜しみなく提供していきたいと思います。「たくさんのふしぎ」はさまざまな分野についてのトピックを毎月提供してくれます。私が知らないようなことについても書かれていたりしますので非常に助かっています。内容的にも小学4,5,6年生で読むのが一番学習内容とのリンクも多く、読んだ分だけ脳内の思考回路が強化される感じがしています。また、月刊というのも良いです。週間とかですと読む時間が取れないときも出てきたりともったいない感じがしそうな気がしますが、月に1度であればさすがに空いた時間で読む事ができます。

今月は「光るきのこ」についてです。きのこは食物連鎖のフレームワークの外で「分解者」として生態系において重要な役割を果たしている事で有名です。食物連鎖についても以前サピックスで学習しており、確認問題のどこかできのこやカビが生態系でどのような役割を果たしているかについて問われていたような気がします。きのこやカビの存在があったからこそ氷河期が終焉したと言われていますし、きのこ一つとってみても話はいくらでも膨らみます。娘はまだ今月分は読んでいませんが、今週末に読んでもらいたいと思っていますので、読み終わったところで一緒にきのこについて話をしてみたいと思っています。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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