計算と漢字のトレーニングについて
最近計算トレーニングと漢字トレーニングについて考えることがありましたので、書き留めておきたいと思います。
まず計算トレーニングについてです。我が家では公文をやっていたこともあり、三年生の12月あたりでは既に分数や小数の四則演算は問題なくできるようになっていました。ただし公文をやっていても実際の中学入試の計算問題には対応できないと思っています。実際の中学入試では計算過程の一部が空欄になっており、それを逆算するような問題だったり、分数と小数が混合になった四則演算や計算の工夫をいろいろと駆使するような問題が出題されます。そうした意味で公文で基礎的な計算のルールを習得したところで実践的な計算トレーニングをする必要がありました。我が家では日能研の計算マスター6年生を使って実践的な計算トレーニングを積むことにしました。いろいろ見た計算問題集の中で計算マスター6年は一番よくできた計算問題集だと思います。
やり始めた当初はそれなりの負荷があり、それほどテクニックも持ち合わせていませんでしたので娘もかなり苦戦をしていました。それでも毎日3問ずつしていくうちに徐々にスラスラと解けるようになっていきました。2ヶ月ほどやってみて「だいたい実践的なものも本気出せばできそうだな」と思ったこともあり、計算マスター6年も序盤でしたが思い切って卒業させることにしました。もちろん計算のくふうについてはもっともっとテクニックを習得する必要はあると思いますが、ここから先についてはできる限り計算練習に時間を使いたくないという私の考えもあり、日々の中にサピックスの基礎トレや計算コンテストとは別に計算練習を入れることはここ1,2ヶ月やっていません。娘が算数の問題を解く様子を横で見ていると、暗算の仕方がイマイチだったり(平方数や2桁かける2桁のかけ算をわざわざ筆算でやったり)します。これについては追加で何かやったほうがいいのかもしれないですが、現状のところはそれ以外の〇〇算などの算数テクニックを磨くことに時間を優先的に割くことにしています。将来的に追加で計算テクニックを習得する必要に迫られたら計算の練習時間を設けようかなと思っています。
漢字については公文をやっていたにもかかわらず学年相応の漢字しか定着していません。娘の字がそもそも汚かったということと、難しい漢字を書かせようとすると著しくバランスの欠けた漢字を書いていたことを受けて、まずは先取りよりも学校で習っているレベルの漢字をしっかりかけるようにしようと考えたということもあります。サピックスで新四年生が始まった2月から四年生の漢字もやり始めるかということで、日能研の漢字マスター4年を買って1日12漢字を毎日やらせました。漢字マスターも計算マスターに劣らず非常に良い漢字ドリルだと思います。ただし、一通り漢字を覚えた上でやったほうがいいのかなとも思いました。まぁまぁ難易度も高く、サピックスで出題される漢字とかなり重複するところもあります。最初は四年生の漢字をそもそも知らなかったということもあって非常に苦労しましたが、後半になってくるとだんだんと漢字がかけるようになってきました。(同時に語彙力強化の勉強にもなります。)そしてその漢字マスター4年もそろそろ終わろうとしています。
漢字というのは語彙力と表裏一体の関係にありますので、別の漢字ドリルやサピ漢を使って4年生の漢字をさらに深掘りさせるのか、漢字マスター5年生に進ませるのか悩んでいたりします。おそらくですが、5年生になると演習量が各科目でハンパないことになるのではないかと考えていることもあり、今以上に計算や漢字の習得に時間を使っている余裕はなくなるのではないかと想定しています。そう考えたときに今のうちに漢字は一通り進ませて、後で深掘りをやらせていったほうが効率的なのかもしれないと考え始めています。
計算も漢字も、それぞれ算数と国語のベースになる一方であまり時間を使いすぎるのはここから気を付けたほうがいいとは思っていますので計画的にやっていきたいと思います。
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