膨大な量の春期講習
3年生の時もそうでしたが、サピックスの季節講習は普段以上に負荷をかけてきます。1ヶ月分の分量を1週間に濃縮させてくる勢いです。四年生でこんな感じだと、この先どうなるのだろうかと不安さえ感じるレベルです。
そうはいっても気を抜いたら一気に置いていかれますので、なんとか食らいついていく必要があります。私の場合は、夜食事を終えた後にテキストをpdfにスキャンするところから夜の作業が始まります。スキャンしたらpdf上で暗記箇所を隠して娘が効率的に暗記作業をこなせるように準備をしておきます。その後に娘の国語・算数については娘の解答を見ながらどの程度の理解度なのか、まずどこから学習するべきなのかのプランを練ります。国語については私も文章を読んでみないと娘の思考過程が把握できませんので、文章を読んだ上で自分なりにテキストの設問を解いていくことで娘と同じ目線になれるようにしておきます。理科と社会についてはテキストを読んだ上でどこらへんを重点的に理解したり覚えたりしないといけないのか、娘に何を教えてあげないといけないのかを考えて翌日以降スムーズに娘の質問に答えられるように準備をします。この作業で大体2時間くらいは使っていると思います。仕事で疲れた体にこの作業はさすがにこたえます。しかし、これを私がサボってしまうと娘の学習にも影響が及んでしまうために、気合いで乗り切っています。通常の授業ペースであれば週に二回だけこれをやればよかったのでなんとか乗り切っていましたが、季節講習は連日になりますのでヘロヘロになります。
娘は娘で2日くらいに分けて1回分の授業の復習を完了できるペースでこなしていく必要がありますので、それなりの負荷は感じていると思います。まとまった時間が取れればいいのですが、子供は塾以外にもいろいろと予定があるものです。いつもまとまった時間が取れるとは限りません。そうすると「スキマ時間」を見つけてやっていくスタンスが重要になってきます。お昼を食べながら、電車で移動しながら、予定と予定の間にあるちょっとした時間…とにかく一日の中にちらばっている細かいスキマ時間を見つけては学習に当てられるかが重要になってきます。常にサピックスのテキストを握りしめながら生活する…正直なところ私でも「ここまでしないといけないのか」と思う部分もありますが、結局のところこのようにやっていくしか食らいついていけないというのが私の答えです。幸い娘はストレスを感じにくい楽天的な性格ですので、淡々とこなしてくれています。
一方で、知識・理解の定着が完了する前にどんどん進んでいきますので、消化不良のまま春期講習が進んでいきます。当然春期講習の範囲も今後のテストに含まれてきますので、4月から通常授業に戻ってから普段の復習に加えて春期講習の復習も同時並行で進めていく必要があると思っています。
「きっついなー」なんて心で思いながら、間違っても娘にはそんな態度は見せられませんので(むしろきついのは娘の方だと思いますので。)、なんとか引き続きテンションを保ちながら親子でやっていきたいと思います。
あ、まだ中学受験は始まったばかりだった…
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