3月組み分けテストの結果に対する雑感

3月組み分けテストの平均点は私の想定を大幅に上回るものでした。受験者数も7000人を突破し、おそらく中学入試を目指す子供たちがこれで一通り出そろったんだなという印象です。私が最も注目したのは、算数においても国語においてもサピックスの新四年生は基本問題であれば普通に正解してくるという点です。ここが最も私の予想が外れた点でして、やはりサピックスの門をたたくような子供たちというのは基礎的な勉強をこなしていることが当たり前となっているんだなという事を改めて思い知らされました。

さて、娘についてですが以前のブログでもお話しした通り、今回は今までで最も多い数のケアレスミスをしました。国語については前回の組み分けテストでは漢字のミスがいくつかありましたので、そこは克服してノーミスでまとめてきたものの、転記ミスや記入箇所の間違い等で10点程度を落としていました。算数においても、計算ミスや転記ミス、消しゴムで数字を消さずにそのまま数字を上書きしたことで発生した勘違い等、しめて20点程度、つまり2教科で30点程度を何らかのミスで失点していたことになります。高得点勝負の試験ではさすがにこの規模のミスは大きく響きます。各科目とも平均点は十分上回っていたものの、おそらく大幅なクラスダウンが待ち構えていると思います。

昨晩は娘と試験の結果についてお互い考えるところについて話し合いました。私自身も仕事帰りの電車の中で自分の落ち度について真剣に考えていました。試験当日の学習の記録をお読みいただくとお分かりいただけるのですが、その日娘には通常通りの4教科の復習をさせていました。そして、算数の問題で1問どうしても引っかかっていた問題があり、それに心を折られてしまっていたという事と、それを受けて学習時間が大幅に後ずれしてしまったことで、組み分けテストのなんと40分前まで復習をしていました。もしかしたら、その結果娘の脳がすでに疲労しており、今回の大量のミスにつながった可能性はあると思います。これについては私自身の判断ミスになりますので、昨晩はこのことについて娘に謝罪をしました。
娘自身もテスト結果についてはまぁまぁ悔しい気持ちを抱いているようでしたので、次はミスしないように丁寧に問題を解くと表明していました。(娘は非常に楽天的な性格なので、どこまで真剣に考えていたかについては、親の私でも正直よくわかりません。。。)

中学受験は、よほど出来の良いお子様を除いては子供一人で目標を達成することが極めて難しいイベントであると考えています。したがって親のサポートが結果に大きな影響を及ぼす可能性が高いと考えています。必然的に親子での二人三脚で約3年間にわたる山登りを乗り越えていく必要がありますので、親子間の信頼関係が極めて重要だと思っています。私は学習面における娘との向き合い方においては、一人の人間として誠実に対峙することを日々意識しています。難しい問題、大量の課題、なかなか仕組みの理解ができない単元などさまざまな困難が娘に襲い掛かりますが、どんな局面になろうが絶対に自分がサポートするということを常に伝えて、私に対して信頼感を持ってもらう事を大切にしています。私のことを信頼してもらえれば、安心感を持って目の前の困難に立ち向かってもらえるのではないかと考えています。また、「君ならもっとできるはず!」とは思わずに、等身大の娘を受け入れた上で同じ立場でどうやったら目の前の困難を乗り越えることができるかということを一緒に考えることも意識しています。

今回の結果を受けて、受験の神様はやはり我々親子に平坦な道を用意してくれているわけではないという事が分かりました。サピックスは四年生からクラス変更が頻繁に行われますので、毎回一喜一憂してしまうわけですが、どんな状況においても絶対に「学ぶことの楽しさ」という事は忘れずに引き続き頑張っていきたいと思います。

とりあえず、来週の復習テストも全力でぶつかっていこう!

本日もお読みいただきまして、ありがとうございます。

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