「自分を正しく評価して、受け入れる事」の大切さ
我が家では、今年に入ってから勉強の方法をちょっとずつ変えていっています。
三年生までは私が日々勉強のタスクを課していき、一日の終わりに私がすべての課題を見て間違えた部分を一緒に復習をするという形をとってきました。今年に入ってからは一部の丸付け作業や採点、暗記等の作業を娘自身にやってもらっています。娘の場合、復習する量を増やしたくないという気持ちが強いことから、間違っていても甘めに見て丸にしてしまう傾向があります。(中には明らかに間違っているのに間違っていないとしてしまうこともあります。)そこは子供なので、正しく丸付けや採点をすることが難しいのは百も承知です。
しかし、難しいけれども今のうちから練習してほしいという想いがあります。自分の解答に丸をつけたり点数をつけるのは自分で自分のことを評価する作業に他なりません。自分の答えに×をつけたり減点をすることは子供にとっても辛い作業のはずです。それでも、この作業は長期的に見て娘にとってプラスになるのではないかと私は考えています。
自分で自分を正しく評価することで、自分は何ができていて・何ができていないのかを直接的に知る機会になります。また、自分の正しい姿を認識する練習になります。娘には常々「自分にとって不都合な事実から目を背けてはいけないよ」と伝えています。同時に「別に間違えたっていいじゃん、次やるときにできるようになっていればいいんだから」とも伝えています。当たり前のことですが、今の自分をしっかり受け入れて次に進むというのはこれから先勉強以外でも必要な姿勢だと思うからです。
「今の自分を正しく評価して、それ受け入れる」練習は中学受験において、トップ層であればあるほど必要になってくると考えています。だからこそ、今のうちからその練習を積ませてあげたいと思っています。私自身は会社から帰ってくると、自分が直接丸つけや採点をしなければならないタスクをこなしつつ、娘の丸つけや採点結果が正しくできているかをチェックすしています。(結局私の手間は減ってません(涙))そして、正しくチェックできた際には「きちんと丸つけ・採点できて偉いね」と褒めるようにしています。また、ごまかしたりした時には「自分にウソついたら終わりだよ」と叱咤することもあります。
まだまだ道半ばの自己採点作業ですが、辛抱強く続けていきたいと思います。